ベルギーからドイツのケルンに向かうバスで出会ったのがりゅうのすけだった。
彼とはこのバスの中で会話しただけだったが旅中に出会った旅人の中でも強く記憶に残っている1人だ。
優しく素直な好青年といった感じ
ドイツに着くまでの間にほんとにたくさんの話をした。そんな中でも印象に残っている言葉があった。
「本当にやってみたい大切な事は人に話さないほうがいい」
そんな言葉だった。
この言葉の意味を自分なりに噛み砕いてみた。
本当の夢や目標に近づくために、まず人に話さないこと
最初から夢や目標を周りに簡単に話すべきではない。
何故ならば、周りの人に話しているとその目標を変えたくなった時、変えにくくなってしまうからだ。

例えば、英語を話せるようになりたい!それが目標です!って周りに言っていたけど、いざ英会話スクールに行って勉強してみたら、なんだかつまらない。
そう思っても、周りに言った以上やらなくてはとか学校に行った以上続けなくてはと無意識で感じていて、自分の思いとは違っても続けている。
要するに、夢だ目標だと周りに話す前に ”自分自身の気持ち” をしっかり確認しなければ後々後悔することがあるのだ。
やりたいことをやっているのに何故かつまらない、という状況になる。
一貫性の原理は人の行動を制限する
周りの人によく思われたい、自分の言ったことに筋を通したいと思うのもこの一貫性の原理が働いている。
それによって無意識に「ああしなければ」「こうしなければ」と思っている。
だから無意識のうちに過去の言動に囚われ、”自分の今の思いとは違う行動“をしてしまう。
「綸言汗の如し」というように一度口から出た言葉は中々取り消すことができない。
色々試してみるから、心から良いと思える夢や目標が分かる
子供の頃は何かをやっていたとしても、それに飽きればまたすぐに他のことを始めていた。

自分の思いにストレートで、自分の言動に縛られていないかったのだ。
そうやって、やってみたいことを色々と試していく中でしか、心から良いと思える夢や目標に近づいていけないのだと思う
誰もが最初に持っている”思いは弱い”
それから、誰もが最初に持っている”思いは弱い”ものだ。
だから周りの人に宣言することで、やるべき状況にしていたのだと思う。
しかし他の方法が必要だと思う。
思いは行動によって育てることができる。

要するになんでも良いから、とにかくまず初めてみるのだ。
私は小3の頃、漫画を描いてみたいと思ったことがあって、その時はとにかく漫画を描き始めみた。そして描いているうちにを漫画を描くのがどんどん楽しくなっていって、漫画を描くのが大好きになっていた。
こうやって最初に抱いた思いが育って大きくなっていったのだ。
行動すれば夢は叶う
誰かに話す前に行動する、自分の思いに向かってそのまま行動してみる。
そして違うと思えば、変えてみてまた行動する。そうすれば縛られず、思いに自由に行動できる。
行動を変えるために、まず行動の仕方を変えなければいけない。
本当の夢や目標に近づきたいならば、話す前にまず行動してみるだと思う。
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